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Artist's commentary
【PFSOZ】ヴィスク【アラディア院】
ヴィスク・ヘーゼン
身長185cm
奉公先の商家の養子となったが、養父に子供が生まれたため、正式な跡取りとなった義弟が居る。時が経ち、彼が家を継ぐ事になったので、邪魔だと思ったヴィスクは家を出て学院で勉強することにした。既に魔術を習得していたため、学院に来る必要は無かったが、家を出る理由にするのに丁度良かったから。義弟には慕われていたため、引き止められたがヴィスクは義弟の補佐をするのなど御免だったのだ。
小説誘導のための投稿です全文novel/18649328
ユーゴpixiv #102129743 »
SS抜粋
迷宮の表層とは言え、二人パーティーとは、ヴィスクは顔に似合わずいい加減なのかもしれない。彼は柔和な表情の男前だが、たまに目が笑ってないのでアロイスのように何かを企んでいるのかと思った。だが、アロイスも企んでいるように見えて思いつきで動くいい加減な人間だったなと思い直す。
「なにか失礼なこと考えただろ?顔に出てるよ?もちろん現地で探す気はあったさ、ビビっとくる人間が居なかっただけだ。君を見ていると弟みたいでね、二人っきりで話をしてみたかったのもある」
「御兄弟が居るんですね。仲がいいんですか?」
「ああ、俺が言ってるのは父親違いの弟。商家には養子で入ってね、義弟はあんま好きじゃないんだ」
ヴィスクには複雑な家庭事情があるらしい、まずいことに踏み込んだかなとユーゴは返答に困る。
「つまんない話したな、さあ探索再開しようか!」