Artist's commentary
【PFMOH】自律百貨店のピトン
「お客様、お困りごとはございまセンか?」
「今だけ!ご購入された方にワケありの肉塊をプレゼントしてイマす」
「お客様!困リマす!あーっ!!そこはバスくんのおしリデす!お客様!あーっ!!」
【HP:◆◆◇ 2/3 ヘヴン登頂成功】
☆一章結果 / ルート:不帰の洞窟 HP:◆◆◆ (0ダメージ)
☆二章結果 / ルート:火の谷の遺跡 HP:◆◆◆ (0ダメージ)
☆三章結果 / ルート:嵐の壁 HP:◆◆◇ (1ダメージ)
◆未踏峰用接客オートマタ RL099-04 ピトン・ピィロラウス(Piton Philolaus)
職業:商人
性別:なし(外見は女性ベース) / 身長:170cm / 年齢:1歳
一人称:わたし / 二人称:あなた・お客様 など
ヘヴンへ赴く冒険者を対象に円滑に商品販売を行うため作られたオートマタ。人型百貨店とも呼ばれる。
独自の運搬法と場所を選ばない陳列術を用いて顧客満足度向上を狙いつつ、同時にヘヴンの踏破を目標に自身の技能テストを行っている。
これまでに三体の前任個体が山頂に辿り着く前に険しい霊峰の様々な脅威に破壊されており、ピトンは同シリーズの第四後継機である。山中で旅立った彼らを弔い、その体内メモリーを回収することもまたピトンの個人的な目標だ。
そんな彼らを生み出し、山に送り出している企業とは決して悪い関係性ではなく、ピトン自身もこの仕事の危険性は承知で前向きに楽しんでいる様子。
オートマタは自身の裁量で自由に人間のような生活を送る権利を得る代わりに、雇い主である企業のことは口外できない契約となっている。世間的にも社名すら知られておらず、誰も社員を見たことがない。
なお、オートマタなので食事による補給は不要だが、味覚は備わっているため嗜好品として食べることを楽しんでいる。食料が豊富ではない状況では基本的に他人に譲って自身は食べないことが多い。
◆ムーン・バスケット(Moon Basket)
性別:オス / 身長:約70cm / 体重:約5㎏
いつもピトンの傍を浮遊している月を模したような球型の生物。
接客オートマタ専用のペットで、ピトンがその体表面に物体を近づけると空間が歪み、彼の体内に様々な物資を出し入れできる。
百貨店倉庫としての役割を持ち、体内空間の広さは本物の月の表面積と同じ(という噂があるが真相は定かではない)。
ピトンの補充エネルギーや陳列台も体内に格納されている。そのため、険しい山の上でも木材や金属を使用した重量無視の設営を行うことができる。
彼の体内ではあらゆるものが時間の影響を受けなくなるため、商品が劣化することはない。一方で、誤って他の生き物が入ってしまった場合は……。
◆企画元:Mountain of Heaven pixivファンタジア外伝【pixiv #87556705 »】