Artist's commentary
うちの子あかね ロリあかね事案おまけ 添い寝あかね
「…って夢見てさ…、あんまりリアルだったんで、起きた後なんかすごい泣けちゃって…。」
幼い自分が大勢にひどいことをされる夢を見たということを、辛そうに、すまなそうに話すあかね。
「それでまたあの夢見るんじゃないかって寝るのが怖くなって…ごめん、風邪なんて嘘ついて逆に心配掛けちゃったな。」
目の下には大きなクマが出来ており、少しやつれて疲労もピークと言った様子だった。
3日ほど学校を休んでいたあかねに何度も見舞いに行っては「風邪が伝染ったら悪いから部屋入るなよ」と追い返されていたが、部屋の前に立つ度にとても風邪とは思えないほど急激に弱っていく声に心配になり、悪いとは思いつつ部屋に押し入って今に至る。
あかねも最初こそ怒っていたがあまりにも心配そうな自分を見て、少し迷った後その夢のことを話してくれたのだった。
「…こんな事話すのも悪いなって思ったんだけどさ、そんな顔して心配されちゃ黙ってるのも多分良くないなって思うし、その、ごめんな。」
泣き出しそうな顔でこちらを見るあかねの手を握って、辛いこと話させて悪かった、大丈夫だからと励ます。
「サンキュ。…で、その…さ…。」
あかねは少しホッとした顔をしてから、申し訳無さそうに上目遣い気味に続ける。
「ちょっとだけでいいから、一緒に寝て欲しいな…って…。その、安心…したらちゃんと寝られると思うから…。」
普段見られない調子のこんなあかねを放っておける訳もなく、もちろん大丈夫だと肩に手を添えて寝かしつける。
布団を整えてからこちらも横になると、目の前のあかねは嬉しそうに小さく微笑む。
「…へへ、こうしてこのベッドで一緒に昼寝なんて、小さい時以来…だよな…」
そういえば子供の頃は二人して遊んで、疲れたらこうして一緒に横になってたっけ。
「そうだよ。あたしあれ好きだったんだ。ちょっとだけでいいからさ、あたしが寝る…まで…。」
言い終わるよりも先にあかねは目を閉じてしまった。
よほど疲れていたのだと思う、既に意識は夢の中へと向かっているようだった。
「ん…○○…」
あかねが小さく自分の名前を呼びながら、安らいだ表情ですぅすぅと寝息を立て始める。
大丈夫、大丈夫…。
そう言って子守唄のように小さく語りかけながら、起こしてしまわないよう優しくあかねの頭を撫でる。
素敵な夢が見られます様に。おやすみ、あかね。
…ドアの隙間から背中に感じるにやけた視線は気づかないふりをすることにした。
IFロリあかねの救済おまけは前から予定してましたが、時間空いたので少し粗いですが描きました。
添い寝!!!!!!
ロリえっちのあれは夢オチですが、もしかしたらパラレルの記憶が流れ込んできたのかもしれない(エレノア絵並感)
きっとよく寝て良い夢見て、元気になることでしょう(親の顔)(あかね父盗撮中)