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Artist's commentary
陸と海保と64式小銃の裏技
新たな仲間二人の紹介と、かなり久方ぶりに自衛隊関連の小ネタです。
色々と言われる64式小銃ですが、7.62mm弾を使う小銃の中だと最も女性が持ちやすく構えやすいんじゃないかと思います。ストックが海外の同口径小銃に比べ短いので、体が小さい方は特に照準などしやすいです。
意外とスマートな奴なんです64式は。
ネタ担当はイラク派遣と部隊改変の只中の入隊で特科・武器科・普通科(即応予備自衛官の時)の三職種を転々としつつ64式と89式の両方を使った事がありますが、巷で言われるほどの不良があるとは正直感じませんでした。
ネットで見かける64式の部品がポロポロ落ちる件は新品や状態が良好であればまず起きない問題で、本来であれば武器科等で持っている予備部品を使い、経年劣化や分解結合で摩耗した箇所を交換修理すれば事足りる範囲内だったりします。まあその予備部品の在庫が予算やらなんやらでちょっとアレなんですが…
またロッキングタイムが長いという話も撃ってみると気になりません。普通に当たりますので。
ただやっぱり、床尾に衝撃を加えると安全装置を掛けていても勝手に撃鉄が落ちちゃう問題はダメですね。運用次第で事故は防げますが、構造上の欠陥でどうしようもないです。
最期に、まだ部隊等で64式を使っている自衛隊や海保の方は、ぜひ怒られない範囲で今回の技? 初めて見た聞いたという方は試してみて下さい。あるいは古参の諸先輩方に聞いてみて下さい。
あと89式で出来るかやってみた事のある方いらっしゃいましたら、コメントお願いします。