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
Artist's commentary
89 Go on to 奉公
受けた恩は奉公を尽くして返す。そんなサムライスピリッツを アママイコのアセビから
思い知らされたグソクムシャのセイガイ。
ふたりは なんでも屋よろしく 森の仲間への奉仕活動を始めた。
散歩する小さなポケモンたちに気づかず 乱暴に道に割って入ったゴロンダを捕まえて
「まだ 子供が渡っている途中でしょうが!!」
と 風紀を整える。
足に自信があるアセビ、少し遠くへ ひとっ走り。この近くでは食べられない 珍しい木の実を
森の仲間に配ってまわる。
力自慢のセイガイは 先の嵐で散らかっている倒木を ゴリランダーとクリーンアップ。
小さな体、弱い腕力は技で補え!末っ子への槍術指南も熱を込めて。
エサを探しに行った親たちに頼まれ ベビーシッターにも挑戦だ!
セイガイはずっと泣かれて 天を見上げる。
メッソンたちや 森の仲間は、アセビとセイガイの記憶を取り戻させ
故郷へ帰してあげたい思いもあれど、ここに居続けていてもほしい 複雑な思いとでせめぎあった。