Resized to 74% of original (view original)
Artist's commentary
Ikebukuro Christmas: Off-Stadium Brawl!
「おほほほ、まさかこんな所で会うなんて、ねえ? 共依存の白駄猫?」
「はははは、それはこちらの台詞ですとも。地雷女の青蜥蜴?」 それは互いのためだけに交わされる、特別な挨拶。 共に主人に忠誠を尽くす立場でありながら、不倶戴天の敵でもある執事とメイド。 たとえこの日が東京中に幸福が振り撒かれる日であったとしても、 2人の間には硝煙、銃声、チャクラムや弾丸が放つ火花が代わりに撒き散らされる。 共に主人に忠誠を尽くす故に、いずれ仇敵となる可能性を排除しようとするのか。 それとも、どちらが優れた従者であるかという単なる張り合いなのか。 普段冷静なはずの両者が、果てしなく張り合い続ける様はとても珍しい。 クリスマスレースの会場設備は、2人によって残らず解体されていく――