"さすがにこの格好も七年目よ?...今年も楽しいわね。"―――聖夜の装いも七年目、いたずらな表情で微笑みかける初風。零時を過ぎ夜が更けていく。いつものように夜更かしを咎めず苦楽の日々を懐かしむ。普段見せることのない表情を見せる初風から目を離せない。今宵の楽しい語らいはまだまだ続きそうだ。