Artist's commentary
お茶会紅魔郷
主はお茶会を開くのだという、これはよくあることだ。主は席を三つ用意せよという、普段は多くて二つであるのに。主は日の当たる場所を苦手としている、だのにこの日は館の上空を飛び回る湖の妖精たちを気にしない程度には上機嫌だった。理由を聞いても返事は一言「ただの気まぐれ」。一体主はその能力でどんな運命を垣間見たのだろう。だが、どことなくいつもより楽しそうな主の様子を見るのは私にとっても楽しみであるのだった。●と、作っているうちにそんなものが頭に浮かんだりしました。仲良き事は美しきかな。