ぼくの学校の通学路はいなか道で、まわりが田んぼにかこまれている。毎年、あつくなって来るとアスファルトの道ろにカエルがたくさん死んでいる。だけどぼくはそれを見ると少しだけ安心するんだ。今年もいつもと同じ夏がきたんだって。あのカエルたちはもしかしたら生にえなのかもしれない。神さまから、夏をもらうための。
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