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Artist's commentary
64 ジリ貧ピンチと希望の訪問者
嵐は去った。しかし、思いもよらない事態がメッソンたちに追い打ちをかけた。
普段から 朝・夕の食事に利用していた エサ場の木の実が あらかた吹き飛ばされていたのだ。
これにより、最寄りの安全なエサ場から よその木の実スポットを探さねばならなくなり
あまり土地勘のない所をウロウロする時間が増える事で、危険に見舞われるケースが増えた…。
腹を空かしているのは自分たちだけではないのだ。何度か極めて危険なポケモンに遭遇した。
透明化できず 森ではとにかく目立つヘンナノだったが 先日 手に入れたシャツが緑色であったため
見事に風景に溶け込み 難を脱する事ができた。弱点を軽減できうる まさに至宝のアーティファクト。
まことに 嵐というやつは 命を救ったり、危険に晒したり 気まぐれな存在だ。
思うように木の実を見つけられず、しょんぼり棲み処にもどるメッソンたち。柔らかい草などで
空腹をまぎらわせる。…ついつい 思うのは、今まで食べた物の中で 最高の美味しさだった
“ カレー ”の事。そして 友達の安否だ。
「バモラくんの町は だいじょうぶ だったのかなぁ」
「うわ~…ひでーな こりゃ。あいつら だいじょうぶかな?」
以前 見た姿とは異なる池を見て 友を心配する どこかで見たシルエット。
また風が吹いてきた。嵐ではない、良いことが起きそうな そんな風向き。