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Artist's commentary
61 おはなしドーム
縦横無尽に吹き荒れる暴風雨、メッソンの兄弟たちは すんでの所でハポンの家族が身を寄せる
洞窟へと 辿り着くことができた。
みな 一様に胸を撫で下ろし、洞窟の奥へと いざなわれていく。
少し落ち着いたのもあって、周りを窺う余裕のできたボロは、自分たち以外にも
何匹かのポケモンが この洞窟で嵐をやり過ごそうと 集まっている事に気付いた。
「みんな ここを頼りにしているんだね!」
ボロがそう言うと、ゴリランダーが この洞窟が誕生した いきさつを話してくれた。
ーこれは パパランダーの祖父、先代ハポンが北の密林からこの森へ移住してきた時のこと。
この地では 乱暴な8匹のイワークが暴れまわり、多くのポケモンがたいそう迷惑していたという。
そこで 先代ハポンは か弱きポケモンのために立ち上がり、激しいバトルの末イワークたちを撃破する。
許しを請うイワークたちに 先代ハポンは条件をだした。イワークらが棲み処や移動に使う穴を、
他のポケモンたちが 風雨をしのぐ際に快く利用させるよう 求めたのだった。ー
この森には このような洞窟がいくつもあり、誰の物、どの群れの物とも決まりなく
現在まで平等にポケモンたちのシェルターとして機能しているのだった。
感心して 静かに耳を傾ける子もいれば、聞き飽きたと寝入ってしまう子、
新しくできた友達と「かっこいい枝」「美味しいドングリ」の話に夢中になる子。
みな思い思いの 時間をすごし 嵐が去るのを待った。