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Artist's commentary
拠点防衛特化型ドム
YMS-09/DS 拠点防衛特化型ドム・240mmカノン砲・多連装ロケットランチャー装備。通称『ゴールキーパー』。
連邦側仮称、『ドム改装タイプ・LUS-HE203』。
極亜戦線において、MS-09をベースに現地改修した拠点防衛用試作機。
増加装甲と肩部のロケットランチャー、240mmカノン砲により、長距離砲撃戦では無類の強さを誇ったが、反面、重量超過で機動力は著しく低下した。
移動砲台と化したこのモデルは、ジオン軍内部で『ゴールキーパー』と渾名された。
連邦軍の戦闘詳報では当初、本機との交戦を指して『新型重MAと遭遇』と記している。
ミノフスキー粒子散布下においても、前線観測員及び航空機による発光信号・照明弾を駆使し、三度に及ぶ連邦軍の侵攻を阻止した。
連邦の第三波侵攻作戦におけるガンタンクとの砲撃戦は極めて熾烈な物となり、記録によれば長距離砲撃戦、そしてそれに付随する観測ポイントの奪い合いによる戦闘は三日間に及び、発射された砲弾は両軍合計6000発となっている。
余談ではあるが、当機が後のザメルの開発の参考になったという説もある。