砂漠に緑を取り戻すため地下深くの岩盤を貫いた巨大な槍、
そこから地下水を汲み上げ各地へ水を供給する分水地。

遥か昔、深刻な砂漠化の中、
難を逃れるため故郷を捨てた先祖の人達の子孫が、
少しずつ緑を植え開拓していった街。
誰が何のために巨大な槍を突き刺したのかは未だに解明されていない。

とある錬金術師の弟子は旅の道すがら故郷へ立ち寄る。