Artist's commentary
In the end, it's just a fight against yourself
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From blog post:
アートバトルってどうだろう、みたいな話を知人たちとしてまして。すでにそういうイベントもいくつかはありますが、戦い方だとか演出だとかについてあーだこーだアイデア出したり話したりしたのちに俺がぼそっと「まあ、結局自分との戦いっすからね…」って言って、何かっこつけてんだみたいな感じで笑って、とりあえずその話題は終わったんですね。
時は変わって数週間後、見に行った絵描きさんの個展が「自分はこれを武器にしてやっていくんだぜ」みたいな主張がはっきりと見てとれる気持ちのいい展示だったんですね。そこからふと「絵描きがファイティングポーズとったらどんなポーズになるんだろう」って考えて、自分の場合とかも考えたりしながら一度「絵描き30人にファイティングポーズをとらせてみた」ってネタでまとまりかけたんですよ。
画ヅラは同じ格ゲーのキャラ選択画面で考えてたんですが、ここで「まあ、結局自分との戦いっすからね…」がリフレインしてきて。気がついたらこうなったっていう。
正直「絵描き30人にファイティングポーズをとらせてみた」のほうがスルッと描けそうだし反応も良さそうな気がするなーって今でも思ってるんですけど、なんかね、アハハで消化されて終わりみたいな、後に残らない気がして。それでいい場合もあるし俺の絵もそんなん多いんですが、なんかこれに関してはこの路線にしたほうがあとあと俺の頭に残りそうな気がしたので、こうしました。
タイトル案は「自問自闘」とかもあったけど、そんなうまいわけでもねえなと思ったのでストレートに。
■夏に初めて描いてからの
選択されてる2人以外も全部過去の自分ですってことではあるんですが、髪型や髪の色、黒目の大きさとかちょいちょい変えたりしてる中で全員同一人物って思っていただけるか自信がなくなってきて。違う人って思わせたいなら意図的に目ー離したりとかしゃくれさせたりとかいろいろあるんですけど、同じ人だと思ってもらえるにはどうすればいいだろうと。
迷った結果同じ位置にほくろを描くことにしました。そんな目立たせてるわけでもないんで気づかれなかったりもするでしょうが、まあ自分への言い訳みたいなもんですね。
■この絵を描いた人はこんな絵も描いていますのコーナー
「現在に至るまでの自分たち」が登場する絵はこれまでもわりと描いてる印象です。紆余曲折の部分で遊びも入れやすいし、いろんなテイストのメッセージをのっけられるので好みですね。これで全部ではないですが、いくつか。
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結局、生まれた瞬間が人生のピークなのかもしれないねってやつ。
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心のサーモグラフィ。
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人間、すんなり進化できないねってやつ。
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最強の履歴書。