「少年よ…私の話を聞いてくれるかな」
「まずは私がこの鳥の姿になってしまった経緯を話そう。
あの日私は弟子の一人に呼び出されてね。研究の成果を見てほしいと言われて彼女の家に向かったんだ。
その日の夜…まさか…彼女と出会うだなんて想像もしていなかった。本来なら私の屋敷で日夜研究に励んでいるはずの彼女が、浴場の柱の影から突然現れ無防備な弟子にやいｶﾞｧｯ?!ぐ…ｹﾞ…手に力を込めるな！とにかく話を聞い…………ｸﾞﾜｯ ｸﾞﾜｯ これだから子供は……！
ｹﾞﾎｯ…ええと、つまるところ、私は呪われてしまったんだよ。よりによって可愛い愛弟子の手によってね。まったく不幸な事故だ。
ともかく本来の姿は鴨ではないということだけ理解してくれればそれでいい。食べるなんて以てのほかだよ。
それに……一つ気になることがある。君も、何やら複雑な呪いを受けているようだ」

◆鴨のパトルフィト
鴨/男性/35/一人称「私」など/二人称「君」ときどき「お前」/身長約60cm/

呪いで鴨の姿に変えられた天羽人の呪術師【https://www.pixiv.net/artworks/78963029】。
新大陸への出立を控えた前日、愛人とのお家デート中にばったり鴨の魔女(キャラシ右側赤毛の女)【https://www.pixiv.net/artworks/78963029】と出くわし、泥酔していた彼女に“鴨の呪い”をかけられてしまった。

気の立った愛弟子から逃れ、他の弟子が住む村に避難するべく“忌み森”の上空を飛行していたが、食材を探していたカンムリ【https://www.pixiv.net/artworks/79204205】によって偶然捕らえられる。
(命乞いをしながら)カンムリにかけられた複雑な呪いの存在を察知し、呪いを解くために共に新大陸へ向かうよう促した。

なりに似合わず流暢な人語を話すが、首にかけた『天冠』が無いと「ｸﾞｱｯｸﾞﾜｯ……ﾋﾟﾖ」などとしか鳴けなくなる。
鴨の姿でも星光石さえあれば簡単な呪術を扱うことが可能とのこと。

巷では「魔女に鴨にされてから行方不明になっている」という噂ばかりが広まっており、その行方を知るものはいない。

カンムリのことを「少年」と呼び、その旅に同行する。

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◆冒険の軌跡
一章：浮遊石の遺跡【赤】
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◇ロゴをお借りしました。
【PFAOS】非公式ロゴ素材/かとう様【https://www.pixiv.net/artworks/78960098】

◆天冠のパトルフィト【https://www.pixiv.net/artworks/78963029】
「はやく元の姿に戻りたいところだが…さて、どう手を打とうか」
※愛人設定、友人設定など以降も歓迎です。呪いが解けるかどうかは未定です。

◆◇企画元様
pixivファンタジアAOS【https://www.pixiv.net/artworks/78509907】