未曾有の大災害だった ―――――強さを誇る彼一人を残して自ら生んだ種と共に生命は朽ち果て、大地は穢れる。 ただ一人強い悲しみを背負い、祈り、自身の最大限の力をもって大地と生命を元の世界に。 救いたい 一途な思いとは裏腹にそれは自らの聖光気を使い果すまでの力を要していた。
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