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Artist's commentary
Franchi SPAS-15
コンバットショットガンの花形、SPAS12の後継として開発されたモデル。
SPAS12には構造上銃を構えたままでのリロードが難しいという弱点があった事を踏まえ、こちらはアサルトライフルのような着脱式のボックスマガジンを用いることで扱いやすさとリロード速度の向上を図っているのが特徴です。
さらにSPAS12同様にセミオート/ポンプアクションの切り替えが可能で、折り畳みストックにより携行も容易、スクリュー部を回すことで散開パターンを自在に変えられる特殊なマズルブレーキもオプションで装着可能(これはSPAS12の時からあるみたいですが)と、非常に高性能な銃であるのは間違いないものの、同時期のイタリア製ショットガンとしてはセミオートオンリーながら信頼性の高いベネリM1やその後継のM2/M3が台頭したせいか採用国はあんまり多くないようです。
ちなみに20年ほど前にはなんとあのマルシン工業が製品化を発表(しかもライブシェル式のガスブローバックガンで!)したことがあるらしいんですが、マルシンのお約束で延期に延期を重ねた上でいつの間にかお蔵入りになってしまってるようです。どこでもいいからもっかい作って…