■皆さま、大変お久しぶりです…(^_^;) pixiv自体はROM専で見てはいたのですが…なかなか画を描ける状況じゃなくて、、、本来なら年明けにupするべき画ですが…結局この時期になってしまいました。。。(^_^;)

■3/20~23に開催される『東京アニメアワードフェスティバル2014』で、金田伊功さんがアニメ功労部門、顕彰者のお一人として選出されたそうです☆ ファンの一人として本当に嬉しく思います、金田さん…おめでとうございます♪（´∀｀）

■今月は金田さんの誕生日月でもありますし…久しぶりに金田スペシャルⅡ枠でなにか描きたいと思っていたのですが…たまたま今月観た昔の作品に、お若い頃の金田さんが参加されていまして…これは正直、大変驚いたのですが、、、あまり知られていない作品でもありますので、ここで少し紹介させていただけたらと思い、この作品を選びました☆（´∀｀）

■作品は『荒野の少年イサム』1973年の4月から翌年の74年3月までフジテレビ系列で放送された、日本のアニメでは珍しい西部劇のアニメです☆ 前番組は『赤胴鈴之助』なので…私の世代でも「旧いなぁ…」と感じる作品ではありますね…(^_^;)
時代劇から西部劇と…当時の世相が垣間見れる企画ですよね☆
■金田さんが初期のスタジオZ(荒木伸吾さん主催)に在籍していた頃の、動画時代の作品でもあります☆ この作品…実は昨年の今頃、、DVDを衝動買いしたのですが、買った時点で満足してしまい、しばらく観てなかった作品でして…(^_^;)
ふとしたきっかけから観てみようと思い立ち…全52話を一気観したのですが…金田さんは荒木さん作監回で数話、動画としてクレジットされていました☆ 原画は荒木さんと、布告文さん(金田さんと東デで同期だったお方)、動画には金田さんと、富沢和雄さん、後に演出に転向される貞光伸也さんがクレジットされていました☆ 後にザンボット＆ダイターンで傑作を生み出すお三方の名前が…こういった形で並ぶというのも奇跡に近いですよね!?
■荒木さんの原画＆作監なので、画も端正でダイナミック!! 太くて荒々しいタッチ、レイアウトなど 当時としてはなかなかの作画でしたが…こういった作品を経験する中で、後の金田アクションが開花していった訳ですので、これは貴重な映像が観れて嬉しかったですね♪（´∀｀）これは想像ですが…馬の描写は後のドンデラやアーサー、ガンアクションはザンボットやダイターンなんかに受け継がれていったんじゃないのかなぁ…と☆ 金田さんご自身もあるインタビューで「自分は荒木さんの弟子」…と語っていますし、この頃の経験って、後の金田作画に大きな影響を与えたんじゃないのかな…と思いますね♪（´∀｀）
■お話の方も…前半の、お尋ね者たちに育てられ、その中から抜け出せない時期や、出生の秘密にまつわるエピソードは結構辛いのですが…父親を探して旅に出る中盤以降は、水戸黄門的な痛快さや人情話がなかなか泣かせる展開が多くて、結構楽しめました♪（´∀｀）神谷明さんの少年声っていうのも、ある意味貴重ですよね(^_^;)
■作画には大御所、楠部大吉郎さんを筆頭に、木村圭市郎さん、香西隆男さん、村田耕一さん、才田俊次さん、山口泰弘さん、小泉謙三さんと…後に名作に携わる方々が数多く参加されています☆ 楠部さんが監修をされていただけあり、テイストは明らかに『巨人の星』なんですが…(^_^;) 中にはノンクレジットで宮崎駿さん、小田部羊一さんが原画を描かれた回もあり(絵コンテは高畠勲さん♪)全52話、楽しく拝見させていただきました♪（´∀｀）大塚康生さんは…多分関わってないとは思いますが…同時期にはAプロでの『侍ジャイアンツ』もありましたからね… 大塚さんのガン・アクションも、個人的には観てみたかったですねぇ♪（´∀｀）
■レンタル店でもなかなかお目にかかる機会の少ない作品かとは思いますが…もし観れる機会があったら是非、視聴していただきたい作品ですね♪（´∀｀）

■さて、イラストの方ですが…当初はもっとあっさりした着色でしたが…描き込んでいくうちに、半分デジタルなのに非常にアナログチックな作品に仕上がりましたね。。。(^_^;) この作品…徐々にイサムの造形も成長していきますが(10~15歳…!?)この画はわりと初期の頃の…サンダー(白馬です)と出会った頃の幼さが残るイサムですね☆ もし金田さんが原画を描かれていたら…な～んて想像しながら描いてみましたが。。。(^_^;)

■本来なら今年は午年だし…1月に投稿出来ればよかったのですが…色々あって。。。(^_^;) まぁ、この作品を観たのも2月に入ってからでしたし…ちょっと過ぎちゃいましたが、金田さんのお誕生日＆アニメアワードの功労賞おめでとうございますの意味も込めまして、今回、今年初の(!?)投稿をさせていただきました♪（´∀｀）

※追記 この作品のED曲…最初に聴いた時、どっかで聴いた覚えのある声だなぁ…と思い調べてみたら…ナント!? 1stルパンのOP＆EDを歌われていたチャーリー・コーセイさん(イサムではチャーリー・チェイ名義)でした!?(^_^;) しかもこのED…英語バージョンもあって、そちらは止め絵でこれまた良い雰囲気♪(日本語版は…サンダーとイサムが闊歩する動画でした☆)
映像はYouTubeで観れますので、興味のある方は是非探してみてくださいね♪（´∀｀）

※2/24付けのイラストデイリーランキングに入りました♪ 閲覧・評価・ブクマしてくださった皆さま、本当にありがとうございました♪m(_ _)m