Artist's commentary
チュニジアのティーガー
北アフリカに最初に渡ったティーガーは第501重戦車大隊のティーガー極初期型でしたが、このイラストは1943年2月以降の第10装甲師団に吸収(?)改名された後の第10装甲師団第3大隊の第8中隊第1小隊の車輛を描いています。
奥のティーガーはターレットナンバーが813になっていますが、これは第1小隊第3号車です。手前のティーガーは同じ第1小隊ですが、車両番号までが隠れて不明です。戦車長がキューポラから頭を出していますが、ドイツ軍では戦闘中でもなるべく車長は目視で状況を確認せよという方針で、敵狙撃兵に狙われることも多かったとか。
時期的にはカセリーヌ峠の戦いになり、敵はM4シャーマンか、クルセーダー戦車といったところでしょうか。いずれにしてもティーガーの敵ではないですね。
チュニジアのティーガーは緑色に塗装されていたという説があり、少し緑色を混ぜてみました。
全部仕上がった後に、ファイフェルフィルターがついていないのに気付いた…
オブジェクト選択を間違えたらしい…うぎぎぎ