今年もひとり、クスノキの葉の緑を目に焼き付けたあと、木曾さんは長崎の街に出て鼓腹撃壌の巷を歩き、夜半過ぎに帰営するのです。まるゆちゃんはそんな木曾さんの思いを知ってか知らずか、いつもよりちょっと元気に賑やかに振る舞っていました(うちの艦隊の場合です)。