Artist's commentary
不知火さんとこれまでの思い出
新人駆逐艦、初実戦で初戦果!
本日早朝5時頃、初の実戦を終えた新人駆逐艦達が呉鎮守府に帰投した。
彼女達を率いるは、着任2年目にして撃沈数が100を超えた「期待の新星」こと不知火と、その実姉であり、着任してから今日まで不知火の背中を守ってきた陽炎※1 のふたり。
艦隊は18時頃に南大東島沖付近で深海棲艦に遭遇。先行していた不知火が単騎でチ級を含む4体を轟沈させ、陽炎達と合流後に更に1体を轟沈させた。
援軍として現れた戦艦ル級率いる主力艦隊と会敵するも、不知火と陽炎の奮戦によりル級を大破にまで追いやる。その際に雪風の放った雷撃がヌ級に直撃し、撃沈。初戦果を挙げた。新人駆逐艦が初の実戦で戦果を挙げるのは、佐世鎮所属の夕立以来の1年ぶりの快挙である。この戦闘により陽炎は3、不知火は6、雪風は1の撃沈数が追加された。
以下原文ママのインタビュー
「始めはみんなビクビクしていました。先輩からは深海棲艦の怖さを教えられていましたから。でも連装砲くん※2 の砲撃が一発だけだけど当たって、それが不知火のアシストに繋がった時は、私も役に立てたんだなーって……(咳払い)。自信がつきましたし、目標も決まりました。これからも頑張ります」
「もーすごいのなんのってー!敵はいっぱいいたんだけどさー、私達が着く前に不知火がいっぱい倒しちゃっててさー。やばいって話の戦艦とかも倒してて、いやーさすがの私もそんけーしちゃうっていうかー……ってかすごいよねー?」
「まだまだです。足手まといだったかも。もっと訓練しないと、だめみたい」
「まぐれで当たりました!」
※1 11月末に陽炎を主役とした小説が発売予定である。「名取の一冊」で書評予定。
※2 新開発された完全自立型の主砲。妖精さん製作の独自AIを持ち、しかも脳波コントロールできる。
本日の反省文
私、不知火は、嚮導艦に任命されたのにも関わらず、敵を見るや否や、本来行わなければない指揮を完全に放棄し、突撃してしまいました。艦隊を危機に陥れる行為は決して許される行為では――
2013年5月7日付 呉鎮守府通信
25日目 pixiv #63163688 »
169日目 pixiv #65113139 »