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Artist's commentary
陸自の人型兵器”月光”
戦闘用ドローンを従わせ、第三世代型でもトップクラスの性能を持つ陸上自衛隊の最新鋭機体、月光。
駆動系の一部に人工筋肉を組み込むことで柔軟性を、電磁シリンダーとモーターで強力なパワートルクの必要な動きに対応でき、その結果として他のRSを凌ぐ加速性能を手にしている。
ドローンは自立型で、高性能なAIが独自に脅威を判断し対処する。また、C4Iシステムによって自機とデータリンクしているので、偵察や陽動、連携攻撃など多様な戦闘状況の補助を可能としている。
胸部コックピット全面は強固な新型複合装甲で覆われていて、50mmまでの砲弾を食い止める。
主な武装としては頭部に固定の12.7mm重機関銃2門、基本携行火器として70mmグレネードランチャーや10式熱振動大型ブレードなどがある。
各国が第三世代機体の開発を終えて少ししてからロールアウトされた後出し条件とはいえ、世界最高レベルの性能を持った機体として陸上自衛隊に配備されることになったこの機体は、暗がりを見せ始めた世界情勢から日本を守る最強の砦となることだろう。