「ほら、しぐれ。お豆を投げて鬼は外~ってするのよ」「………」「どうしたの?」「おにはそとしても、やましろはいなくならない?」「ふふ、大丈夫よ。いなくなるのは悪い鬼だけだから。さあ!」「おにはーそとー!」
「鬼より怖いなんて言われたこともあったけど、私ももう卒業かしらねえ」