JP: 私が間違っている? そんなはずがない! 私はいつでも姫の幸せだけを願って全力をつくしてきた。 彼女は知るよしも無いだろ。 ああ、こんなに悩むならばいっそ触れてしまえばよかった。 「その目さえなければ」 彼女が他人のモノになるくらいなら、そうだ。 思えばそんな好機なんていくらでもあった筈なのに、私はそれをしなかった! 「私はわるくない」 何故だ? 答えは簡単だ。 彼女が姫であるからだ。 あ(*omitted*)れやす(*omitted*)可愛いわたしのお姫様! 貴女が望むならばいつ(*omitted*) たやすく差し出しただろう。 でも貴女(*omitted*) 自分を守るようにと側に居ることを申し(*omitted*) …そうだ。私は貴女の命(*omitted*) 姫に恋心を抱くなど、禁忌そ(*omitted*) 側で眺めるだけでよかった(*omitted*) だのに、私の元から離れて(*omitted*) 期待をもたせるだけ持たせ(*omitted*) 不要なのか。この数十年培っ(*omitted*) と切り捨てて良いものなの(*omitted*)理不尽(*omitted*) ないか! 姫よ! 私は貴女が憎い! 私の(*omitted*) 貴女が憎い! いっそのこと…私達の関係(*omitted*) 「馬鹿にしやがって」 直そう、最初から! まっさらなあの(*omitted*)う出会! 前の私達ならこんなふうに心を(*omitted*) もなかった。 もう心配しなくていい。 大丈夫、私の中の美しい姫は永遠にこの瞳に焼き付けよう。 「お姫様気取り」 そして(*omitted*)終わら(*omitted*)そう。 「ああ憎々しい」 私を裏切った姫なんてもう居ない。 いない。 いらない。 裏切り(*omitted*) 私は悪く無いんだから何も恥じる心配も必要もない。 裏切ったのは姫だ。 裏切った、見下しやがって、そうやっていつも私のことを馬鹿にしていたんだろう。 許せない。 裏切り者、裏切り者、裏切り者、裏切り者、裏切り者、裏切り者、うらぎりもの。 「うらぎりもの」