二人いるのにおにぎりが三つって中途半端じゃないかって？ いやいや、最後の一個を半分こして、二人で分け合う幸せがそこにあるじゃないですか。

…劇場版見て来ました。
以下のキャプションはその感想っぽい私の駄文です。なので、当然ネタバレしかないので、未視聴の方は私の作品なんか後回しにして早急に映画館へ行ってください。とにかく私から言えるネタバレなしの一言は『見た意味があった』です。
はい、意味不明ですね。では、以下、ネタバレしかないです。
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…一文目、二文目は未視聴者のためにすっとぼけましたが、劇場行った方はたぶん分かりますよね…？（私の絵が相当へたくそでない限りは） はい、エンドロールで「帰還」が流れてからの、あのラストシーンです。
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あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛胃が痛かった!! スーパー胃が痛かった!! 超胃が痛かった!! な゛ん゛だこ゛れ゛は゛!! 覚悟して行ったんですよ？ これでも。アニメで睦月ちゃんが泣いたシーンとかおさらいして耐性をつけて、彼女がいくら泣こうが私は心揺れ動かされまいと思って行ったのですよ。…無理でした。やっぱり、睦月ちゃんの泣くシーンには勝てなかったよ…。一体一本の映画で何回泣いたと思ってるんですか、彼女!! 六回ですよ、六回（くっそうろ覚えなので多分間違ってます）!! そりゃあ、そんだけ泣けば私も負けるわな!! どれだけ鬱になる某ロボアニメシリーズ（ガ○ダムとかファ○ナーとか）大好きで視聴してるって言っても好きな女の子が泣くのは耐えられないんですよ!! 最後にどうせハッピーエンドだろうと思っても今その瞬間泣いてるのが辛くて辛くて…。映画の睦月ちゃんは、轟沈から奇跡の復活をした如月ちゃんと再会して泣き、自分の意と反して建物を破壊してしまった如月ちゃんをなだめつつ泣き、その後「怖い」とこぼす如月ちゃんのひざをさすりつつ泣き、加賀さんに如月ちゃんを助けるには深海棲艦となった如月ちゃんを倒すしかないと真実を告げられて泣き、主力部隊として最前線まで進み、深海棲艦になりながらもピンチで助けてくれた如月ちゃんに「如月ちゃんは如月ちゃんだよ!!」と言いつつ泣き、戦いが終わり消えていく如月ちゃんを抱きかかえて、もし再び出会えたなら「いっぱいお話しようね」と約束して泣いたんです。そりゃあ、私も涙腺崩壊しますよ!! もう、最後のふたつ辺りとかどうしようもないでしょ!! …ああ、もう駄目だ…。そういうわけで今回の映画は睦月ちゃんがもはや主役でした。どうりでパンフレットの扱いも微妙に優遇されているはずだ…。もちろん、ヒロインもしてましたけど!!（ブッキーも無論大活躍しましたけどね） アニメではやれ性格が違うだの、如月ちゃんは轟沈するだの、影がうすいだの、最終戦で鎮守府待機だの、散々な扱い（出番は多いし、ヒロインはしてましたが）だったのがようやく報われたと言うか…そんな感じでした。でも、アニメから約二年か…。長すぎですよ!! こっちはアニメ見てからゲームをはじめたと言うのに、もう憧れの睦月ちゃんとケッコンして、練度152（もうすぐ153）なんだよ!! 如月ちゃんも練度98(もうすぐ99)なんだよ!! てか、映画の画面に出て来る艦娘全員の名前と顔とセリフが一致するレベルでやり込んだんだよ!! なのに、あっちの睦月ちゃんをいつまで待たせてるんだよ!! と思わないでもなかったです。でも、同時に死ぬほどありがとうございます!! とも言いたい。ほんとに長かった。せめて劇場版の睦月ちゃんはこれ以上不幸にならないでとか、あんまり泣かないで欲しいなーとか思っていたのに、あの結末のおかげで彼女以上に私の方が涙腺クラッシュしました。劇場版まで頑張って作ってくださったスタッフの皆様、演じてくださった声優の皆様（特に日高さんの壮絶な演技にはこっちも「い゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーー」ってなりました）、ついでに、見に来てくださった同志!! 提督のみなさまにもありがとうです。ほんと、みんなにありがとうと言いたいです。私がどれだけ睦月ちゃんを好きで、それっぽい想像やら絵を描き連ねたところで、アニメはアニメの世界で私はいないわけですし、そこで彼女自身が幸せになれないと意味がないわけです。…それがずっとひっかかっていたので、この結末には感動というか、安心というか、ほっと心の中の荷が降りたような感じです。あっちの睦月ちゃんもやっと幸せになれたんだなと。私がふとアニメ艦これを見た意味があった。彼女を好きになった意味があった。映画まで見に行った意味があった。なんか、もう、心残りなさ過ぎてこのまま艦これ引退できるレベルです。まだまだ書き足りないくらいですが、この辺にしときましょう。これからもあっちの睦月ちゃんと如月ちゃんが幸せでいられますように。
ほんとのほんとにありがとうございました。