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Artist's commentary
夜明け
別れの鐘が鳴り響き、夢見る鯨はあなたに別れを告げ月の大海原に帰っていく、空が白むにつれて心地よい世界が少しずつ遠のき、あたり一面を満たす光があなたを包み始めた。やがて溢れる光の中に思い出が少しずつ熔けてゆくのを感じ、それを逃すまいと目をつぶる。つぶってもなお明るい世界はあなたの記憶を蝕み、記憶ごと白く染め上げる。――ああ、終わったのだ。一瞬にして永遠の、全てにして虚無の、人生にして幻想の、そんな物語が今終わるのだ。 何か大切なことを忘れてしまった気がする、今はもうそれすら思い出せない、永遠に続くと思われた世界はいとも簡単に終焉を迎えた。 そんな光のなかに消え逝く世界の中であなたはあなた以外のぬくもりを感じた、それは―――。