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Artist's commentary
がんばって!れみりゃ②~咲夜、大地に立つ~
【ナレーション】
なんという悲劇!惹かれあう幼き主人とその従者は登校時間なるものに逢瀬を阻まれ、今まさに引き裂かれんとしていた!!れみりゃの明日はどっちだ!?
【本編】
れみ「置いてかないで…しゃくや…」
咲夜「お嬢様…」
沈黙が二人を包む。
咲夜「お嬢様、ここで問題です」
れみ「うー?」
咲夜「ここに一本の飴があります。さてこれは一体何味でしょう?目を閉じて口に含み、お味を当ててみましょう!」
れみ「うーんと、うーんと・・・あ、わかったこれ・・・・・・」
咲夜「ごきげんようお嬢様ーー!」
れみ「!?」
目を開けたれみりゃが見たものは遠くへ走り去る咲夜の姿であった。追いかけた。追いかけた、追いかけた。地面から足が離れるほど、その幼き躯体で懸命にれみりゃは走ろうとした。しかし・・・・追いつけなかった。
魔理沙「はーーい!お預かりいっちょーーーーーー!」
まるで何者かに後ろから引っ張られている感覚さえ覚えた。もう…咲夜はそばにいない。その愕然たる事実だけがれみりゃにあった。何か聞こえる。
アリス「ぐーーは駄目だってばーーーーっッ!!!」
もう、何もかもが、れみりゃにはどうでもよかった。