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Artist's commentary
【例大祭12②】東方SCP合同誌“SCP-8901-THP”
「UNVALANCE」の楷ノ木かえでさん(twitter/KainokiKaede)主催のSCP合同の表紙を担当させて頂きました。
『東方SCP合同誌“SCP-8901-THP”』
頒布スペ:き-14a
サークル:SCP財団 臨時サイト“幻想郷”
☆特設→http://www.unvalance.com/special/201505/
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『財団 へようこそ。
我々の財団は、世界中に散らばる、この世ならざるアーティファクトを確保・収容・保護することを目的に設立された。
確保 Secure, 収容 Contain, 保護 Protect の頭文字を取って、それらのアーティファクトは "SCP" と呼ばれている。
少しでも SCP の知識 を持つ者には常識だろうが、たったひとつのアーティファクトの収容違反が、世界を1日に3回崩壊させることだって可能だ。
我々は細心の注意を払って SCP を封じ込めなければならないし、現に封じ込めてきた。封じ込めてきた、はずだった。
このたび、大規模な収容違反が日本の██県内で発生したことが、財団の危機管理ネットワークによって明らかとなった。
我々は近辺を封鎖し、特例の封じ込め手順として、この領域を財団の臨時サイトとすることに決定した。
状況は日に日に悪化している。
やつらは広まろうとしている。
いくら我々が収容しようとしても、やつらは境界の向こう側からやってくる。境界のこちら側から出ていこうとする。
珈琲に垂らしたミルクが、何もしなくとも混ざり、それを止めることは誰にもできないように。
我々の力を持ってしても、やつらの力に抗いきれないことは、もはや明らかだった。
これは記録だ。
財団の活動の記録であり、人類の活動の記録である。
いつか、また人類がその息吹を取り戻したときのために。
我々はこれを残そう。
やつらにまた立ち向かおうとする男たちが
(いや、もしかしたら少女たちかもしれないな)
現れたときに、彼ら・彼女らの助けになるように。
我々の世界が、意味のあったものだと信じて。
我々を忘れないでくれ。』
――鈴奈庵の本棚から発見された文書……出自不明
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(※特設サイトより引用)