「やぁ、お見舞いに来たよ」「ここが響の病室なのですね?」「なんだ、意外と元気そうじゃん」そう口ぐちに響きの部屋へ第六駆逐隊の皆が入ってきた暁の腕には、皆で出し合ったのであろう控えめな花束が抱かれている「もう大丈夫さ、曳航のときは世話になったな」決して大丈夫には見えない姿だが、一時危篤状態だった時を知っている3人は、努めて明るく話しかけた
Loading...