Artist's commentary
昭和地区で響ちゃんと 【ほぼ日刊桐沢64】
きょうの一枚は、響ちゃん。ひとりで描くのは初めてかもしれません。
アレイからすこじま公園から護衛艦自衛艦「ひびき」を眺めていたようです。身につけているキャップとヘッドホンは、たぶん「ひびき」ゆかりのものでしょう。
「ひびき」は潜水艦の探知と音紋の収集だけを目的とした艦です。横須賀所属のはずですが、妹の「はりま」と一緒によく呉に来ています。船尾から曳航する戦術ソナーへのノイズをギリギリまで抑えるため、ほかの護衛艦自衛艦には見られない双胴船構造をしている「ひびき」は、軍艦にあまり詳しくない桐沢がひと目で見分けられる唯一の船です。
※音響観測艦は補助艦艇に分類されるので「ひびき」を護衛艦(潜水艦以外の機動艦艇)と呼ぶのは誤りでした。kckdnさんご指摘ありがとうございます。