メ「ねぇ、霖之助？」
霖「ん？何だい？」
メ「どうして私に色んな事を教えてくれる気になったの？」
霖「…あの二人からの頼みだからね。断る際の労力を考えたら素直に受けた方が賢いだろう」
メ「あの二人って、映姫と幽香のこと？んー、映姫の事はよくわからないけど、幽香は優しいよ？」
霖「優しい…ねぇ？まぁ、閻魔に関しては疑う余地もなく善意からの提案なのだろうけど。風見幽香の方は…何とも言えないな。何れにせよ、僕はあの二人が苦手なんだよ」
メ「え、苦手なの？本当に？仲が良いんじゃないの？」
霖「…どうして僕があの二人と仲が良いだなんて思ったんだい？」
メ「だって、映姫も幽香も霖之助の事を話してる時、すごく楽しそうだったから…きっと霖之助とすごく仲が良いんだろうなーって思ったの」
霖「…。……それは本当かい？」
メ「むぅ、私が霖之助に嘘ついて何の得があるのよ！本当よ！すごくにこにこしてたもん！」
霖「……そうかい」
メ「そうなの！　ほら、そんな事より次の本を読んでよ。また新しい知識を教えてくれるんでしょ？」
霖「…ああ、そうだね。（今は深く考えるのは止めよう。きっと恐ろしい結論にしか至らないだろうからな…）」

映姫様と幽香から別々に、最近知り合ったという幼い人形妖怪への教育を依頼された霖之助さん。渋々引き受けたものの、件の人形妖怪はどうやら自分以外の誰かからも平行して知識を教授されている（永遠亭話）様子。ならば、教える分野が被らないようにすればいいか、という考えの元にメディスンに様々な本の内容に自身の考察を混ぜて読み聞かせる霖之助さんであった。　そんな最中、自分にとっては苦手とも言える知り合い二人の意外な一面を聞き知って判断に迷う霖之助さんでしたとさ。

冬コミに参加なさった皆様、お疲れ様でした。
本当なら年明け前に投稿して、某カップリングランキング動画に少しでも貢献するつもりだったのですが、あえなく時間切れ。お許しください！

改めまして、明けましておめでとうございます。
昨年は沢山の方々に大変お世話になりました。
今年も何卒、宜しくお願いします。

追伸：他のカップリングタグには記事があるのにメディ霖のタグには記事がまだないという事実に悲しみがマッハだったので、カッとなって描いた。反省はしているが後悔はしていない。だ、だれか記事の作成はよう…。（白目）

追伸の追伸：メディ霖の記事が出来てた！これで勝つる！！記事を制作してくださった方に圧倒的感謝を！！！