This image is unavailable on Donmai. Go to Danbooru or disable safe mode to view (learn more).
Artist's commentary
妖夢ちゃんカワイイ!
妖夢は激怒した。必ず、かのpixivの妖夢のネチョ絵群を除かなければならぬと決意した。妖夢には絵心がわからぬ。妖夢は、白玉楼の庭師である。草を刈り、主人のためにアンドーナツを作って暮して来た。けれどもネチョ絵に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明妖夢は冥界を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此この人間の里にやって来た。妖夢には父も、母も無い。翁も無い。年齢不詳の、大食漢の主と二人暮しだ。この主は、例のスキマ妖怪を、近々、花婿として迎える事になっていた。結婚式も間近なのである。妖夢は、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。妖夢には竹馬の友があった。鈴仙・優曇華院・イナバである。今は此の人間の里で、薬売りをしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。歩いているうちに妖夢は、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきな妖夢も、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、「何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈はずだが」と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いてヨエコスキーに逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。ヨエコスキーは答えなかった。妖夢はヨエコスキーを両手で体をゆすぶって質問を重ねた。ヨエコスキーは、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「妖夢のエッチな絵は・・・非公開ブクマです・・・」