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Artist's commentary
桜の駅
1980年頃のJR南武線、南多摩駅の旧駅舎。電車の前面にJRロゴが入ってないこと、駅の番線・行き先看板のフォントなどが国鉄時代であることを示す。毎年春には沿線の桜が咲き乱れ、花を付けた枝が柵を超えてホームにまで伸びてきた。しかし2005年からの高架化工事に伴い、桜は無残にも伐採され、ボロボロになった駅舎は取り壊された。昭和を駆け抜けた103系電車も、奥に見える富士通の工場も、全てが姿を消した。