私の青春はブラッドベリ先生と共にありました。学生の時始めて呼んだ短編集「ロはロケットのロ」を読み終わった時、感動のため息をついた事を覚えています。以降先生の作品を中毒のように読みあさりました。学生時代を思い出す時、常に先生の作品が真っ先に浮かんできます（誇張じゃなく本当に）。　　イリノイから火星まで、美しく、切なく描いていったブラッドベリ先生。我々に宝珠のような作品を与えてくださり、本当にありがとうございました。天国でポオやメルヴィルに出会えますように。どうぞ安らかにお休みください。