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Artist's commentary
何が言いたいぞ?
と我をからかう様に何度も問いを重ねる青娥殿に聞き返した。「あっ、もしかして、怒ってます?」とにやにやと微笑む青娥殿。我は、自分がいつの間にか、眉間に力が入っている事に気づき、動揺しながらも、怒ってはおらぬ
と言い返した。「ふふっ、じゃあ、布都様はこのまま、「」様と妖夢様が仲の良いご友人を通り越して、そのまま、恋仲になっても、よろしいんですか?」・・・恋仲・・・。「」殿と妖夢殿が恋仲と聞くと、前に「」殿と妖夢殿が二人きりの時、転びかけた妖夢殿を支える「」殿達の姿を思い出して、胸が締め付けられる気分になる。・・・「」殿と妖夢殿に限って、そんな事、ある訳ないではないか。二人は友人同士で・・・と我が青娥殿に言いかけると、「そうですか。少なくとも妖夢さんの方はその気だと思いますよ・・・。友人同士と言っても、二人は男女ですからねぇ。いつ、友情が、愛情に変わっても・・・」とにやつきながら喋り続ける青娥殿に、黙れっ。と衝動的に一喝した。・・・そんな事は・・・もう気づいてしまっている事だった。そんな事、分かっている。分かっているが、我には、我は、「」殿が傍に居て欲しくて・・・居て欲しくて・・。「・・・ねぇ布都様、知ってます?何故、太子様達が復活出来なかったかを。」一喝した後、沈黙している我に、青娥殿は話題を変えて聞いて来た。急な話題の変更に質問の意味を捕らえあぐねていると、「以前、そろそろ、布都様達が復活した頃かと思いまして、霊廟に訪ねた時があったのですけどね、その時、妖夢様と出会いまして・・・」とにやっ青娥殿は我を見、「もしかしたら、太子様の復活を彼女に邪魔されたのかなと私は思っているのです。」と青娥殿は言った。青娥殿の突拍子の無い内容の言葉に驚く。妖夢殿が?何故?何の為に?。「人里で色々と聞いたのですよ。妖夢様、冥界の管理をしている方の使いをしていらっしゃる様で。布都様達が復活する際にも、そこに現れた霊を調査する為に出向いたと。私の芳香ちゃんも妖夢様と出会った時に斬りつけられましたし、もしかすると、太子様達は、冥界に害する者と見なされて、妖夢様に復活を邪魔されたかな・・・と。」と青娥殿は我の目を見て言った。妖夢殿が・・・太子殿を・・・。そんな事・・・ある訳が・・・。ある訳が・・・わっふるわっふる