Artist's commentary
湯の郷で 二人ならんで
「先輩、お湯の香りがしてきましたね」
「うん、そしてお腹も空いてきたね」
「ふふっ。じゃあ折角ですから、何か食べていきましょうか」
・・・
「いただきます」
「いただきます」
「…あ、そっちが栗まんじゅうだったのか」
「ええ。半分こしますか?」
・・・
「…あっ」
「そんなに真剣にならなくても良いのに」
「はい…でも、先輩が上手に私を作ってくれたので、私も頑張って先輩を、ですね…」
「真面目だなぁ、逢は」
「そ、そうでしょうか」