Artist's commentary
凶鳥【エンドランド】
『赤黒き翼を持つ忌み子、災いをもたらす』
言い伝え通りの翼を持った子が生まれたとき、母は助命を懇願したが許されず一族によって子は目を潰され、海へと打ち捨てられた。
■凶鳥ヘイズ
エンドランドという過酷な環境に流れ着きながら生き残った鳥人。
大陸へと移動が可能になったとき、彼は言い伝えを実行することを決めた。
「俺って災いをもたらすらしいんだよね~。ところでさ、俺ってばけっこう親の期待とか真に受けちゃうタイプなんだ、あ?聞いてねえ?ま、いいや。要するに俺が言いてえのはさ、『災いをもたらしてやろう』ってこと」
散々弄ばれた痕が残った死体に話しかけていた黒い鳥は、大陸へと翼を広げる。