Artist's commentary
ハロー・バイファム
FAM-RV-S1、ペットネーム“バイファム”はククト戦争初期から中期にかけて活躍した地球軍主力ラウンドバーニアンである。マルチロール型のネオファムと異なり当初から絶対的空間優勢確保を目標に開発された機体で、その優れた機動性と優秀な戦闘コンピュータにより敵RVに対しあらゆる戦況で優位に立ち、戦争末期にククトニアンが次世代型RVを投入するまで常に宙戦の主導権を握り続けた。多くのエースパイロットを輩出し幾多のエピソードが生まれたが、もっとも有名なものは両親を探して戦乱の宇宙を放浪した13人の子供達と彼らに運用されたバイファム7号機の物語である。