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Artist's commentary
菓厘堂4コマ・145かいめ
…そういや、雪恋の特異能力(疑似空間創造魔法)については以前触れたものの、体質と羽耳カチューシャの関係について何一つ触れてませんね(汗)。雪恋はスペル・ブースターという集めた魔力が増幅する体質で、霊薬の相乗効果で六百倍近くまで増幅率が跳ね上がっています。その為、許容限界のある魔術では集めた魔力に術式が耐えきれず崩壊してしまい、初級及び中級魔術の行使が不可能になっています。許容限界の無い魔法を使うので特に問題はありませんが、逆にその分、尋常ではない威力になるので、122回目で触れた通り羽耳カチューシャで魔力集束率を半減させ、極力魔力を絞って魔法を行使している訳ですが…増幅率は雪恋に遥かに及ばないものの、そんな体質に気付かないまま初級魔術師なのに初級魔術が使えず、雪恋に師事し中級魔術が使える事を知るまで、へっぽこ魔術師等と不名誉な通り名まで付いていた過去を持つ廻。今では立派な中級魔術師(でも初級魔術はやっぱり使えない)となり、果ては魔法使いの弟子にまでなった彼女に雪恋が目を付けていた理由とは?どうやら素質だけや同じ体質だからという訳でもなさそうなのですが…。