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Artist's commentary
ASSAULT EGGS ~怒りのタマンゴー~
「アサルトエッグス」
その日、タマゴたちの平和な日常は脆くも崩れ去った。
社会中枢を司る人工知能「EGGS」が突如反旗をひるがえしたのだ。
失敗だった。
幾ら優秀とはいえ、人工知能を社会システムに組み込んでしまうのは危険過ぎたのだ。
次々に国の要人たちが不可解に「割られ」て行った。
あたたかな白身も黄身もないクセに「EGGS」と名付けられた糞野郎!
瞬く間にシステムは牛耳られ、
憎き「EGGS」の管理下に全タマゴが置かれるのはあっという間だった。
重要な工場は「EGGS」の支配下におかれ、不気味な音を立て何かの製造を始め、
都市にはガードロイドがひしめき、抵抗を試みては次々と割られ行った同胞たちの亡き殻が転がる。
他のタマゴたちは、抵抗したくても殻が割れてしまうのが怖くて何もできない。
都市は「EGGS」の要塞と化し、タマゴたちは身を潜め怯えながら生活するしかなかった。
人工知能「EGGS」の反乱から半年。
ここに、そんな状況にワナワナと殻を震わせる2人の兵士が居た。
軍の中でも精鋭と呼ばれるタマンゴー(コマンドー)部隊から選り抜かれた2人だ。
2人とも友を失い、家族も怯えて暮らしている。
「怒りで俺の白身がブクブク言ってやがる・・・」
「ああ、俺も黄身が煮えたぎって怒りのモンスターが孵化しそうだ・・・」
「”もう限界だ!!”」
軍が耐EGGS用に開発した、
お酢の成分を配合したスペシャルドリンク「ヴィネガード」を飲み、
鍛えぬかれた殻を軟化させる事に成功した2人。
彼らにタマゴの常識は通用しない。
転がり、跳び、伏せ、ぶら下がり、撃つ。
友の仇を取るために、家族を守るために、、
2人の剛にしてYAWARAKAタマンゴーの、決死の「EGGS」破壊潜入作戦が今始まる・・・!
データイースト的ノリの横ACTで1つ!(`・ω・´)9