従者として、守護者として力を振るうことはあった。しかしこの時代、剣を修めた者と刃を交えることは久しくなかった。故にこの戦いは必然。高揚と共に景色は白く染まりゆく。二人だけの世界。互いを見据えた顔には笑みがこぼれる。
____挑むは最強、半人前の剣は何処まで届き、何処まで受け止められるだろう。