早朝、濃霧と共に看守の道を歩く竜がいる。一歩めで罪人は顔を上げる。二歩めで罪人は膝を折り、光に向かって祈る。三歩めで床に伏し、祈れずにいた魂は竜の檻に場所を変える。四歩めで竜は去り、静寂と穢れを取り戻す。
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