Artist's commentary
金剛さんのお茶会でマックスさんが 【やや日刊桐沢33】
きのう桐沢艦隊に来てくれたレーベさんとマックスさんに、金剛さんからおもてなしです。
来てくれた嬉しさで次の日刊桐沢はふたりの絵を描こうと決めて、レーベちゃんが切り分けたバウムクーヘンをマックスさんが第六駆逐隊のみんなに配ってる絵を描こうとしてました。
ところが念のためにと調べてみたら、ドイツの人ってあんまりバウムクーヘンを食べないんですね……。そこでこんな絵になりました。
それにしてもこのあいだの大鳳さんといい、桐沢の艦隊はフミカネさん型の子に恵まれているみたいです。大切に育てます!
PS 広島の似島(にのしま)でバウムクーヘンを焼いて、広島県物産陳列館で売ったカール・ユッフハイムさんは後に明治屋に雇われて銀座で働き、関東大震災のあと神戸に移りました。
その物産陳列館はいまは原爆ドームと呼ばれています。神戸ではいまもカールさんの流れをついだ株式会社ユーハイムがバウムクーヘンをつくっています。わたしが知らないところで色々なものが、曾祖父母が生きてた頃と地続きなんだろうなと、すごくあたりまえのことをこの絵を描きながら考えていました。